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~火と水と空の小道を持つ家~

2019.12 東京都文京区

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敷地面積
49.82 ㎡
建築面積
29.55 ㎡
延床面積
75.93 ㎡
構造
B1F 1F 2F RC造
竣工
2019年12月
構造設計
安藤耕作構造計画事務所
施工
渡辺富工務店
Photo
新澤一平
狭小変形敷地に計画された、4人家族が住むための小さな住宅です。私たちはこの敷地を逆旗竿敷地と呼んでいます。

幅約2.3mのその竿側の敷地は通常、空き地にしたりしてしまうほど細長い空地ですが、この住宅では立体小道を挿入することで豊かな住空間を生むことができました。

この立体小道は居間ではない部分<キッチンやバスルーム、屋上庭園等>の役目を果たしています。居間ではない部分も家では大切な要素となり楽しみを生む場所になります。
小道が担う自然<火や水や空>といったものが暮らしにストーリーを与えていきます。

この使いものにならないと見捨てられてしまうような変形敷地を余すことなく利用し、活き活きとその役目を果たすよう設計しました。